オリーブの木 No.36
支援者の皆様
今春私どもにとって嬉しいことが二つありました。一つは、イスラエル・パレスチナ・日本「平和をつくる子ども交流プロジェクト」が、BS-TBSで『未来へのおくりもの』スペシャル番組として4月24日紹介されたことです(詳細はp.3)。皆様にもご案内申し上げましたが、ご覧いただけましたでしょうか? この番組のおかげで今いろいろな方から温かい励ましとご支援を頂いております。もう一つは、今夏のイタリアにおける「平和をつくる青少年国際交流プロジェクト」参加者募集を通して、「平和のために働きたい」というすばらしい心を持った多くの若者に出会えたことです。現在12名の学生が、イスラエル・パレスチナ・イタリア・ポーランド・ウガンダの若者たちとの対話と交流のために着々と準備を続けています。
皆様、次世代の希望を担うこの子どもたちや若者たちを今後とも温かく見守ってくださいますようお願い申し上げます。
井上 弘子 スタッフ一同
今年3月、イブラヒム神父とパレスチナ人学生が、'09プロジェクト記念のオリーブの木を、鉢から
ノートルダム・センターの庭に植え替えました。(日本人巡礼者も参加して)
--- 日本の支援者の皆様へ ---
エルサレム教皇使節と連帯事務局長からのごあいさつ
皆様
連帯事務局長のごあいさつに合わせて、心から喜びを持って私のメッセージをお送りいたします。
私は皆様が長年聖地の子どもたちを支援してくださっていることに心からの敬意を表し、感謝いたします。
皆様のご支援は、どれほど困窮家庭の役に立っていることでしょうか!
皆様のご多幸とご健康を心からお祈りいたします。
アントニオ・フランコ大司教
エルサレム・イスラエル・パレスチナ
における教皇使節・大使、
連帯事務局理事長
初めて皆様にごあいさつをお送りいたします。実は、私は昨年、皆様がよくご存じのピエトロ・フェレット神父様の後を継ぎ、連帯事務局の責任者として就任いたしました。
この新しい任務に就いて初めて、皆様がどれほど聖地のこどもたちのことを思い、支援してくださっているかを知り、感嘆の思いを深くしております。それでこの度、短いながらも皆様に感謝と敬意の言葉をお送りする機会をいただくことができ、心からありがたく思っております。
皆様はすでに長年にわたり、聖地の人々に寛大な援助の手を差し伸べてくださいました。今までの数字がそのことを雄弁に物語っています。昨年だけでも、皆様のご支援のおかげで、488人の子どもたちが小学校や中学校・高等学校で勉強を続けることができました。
さらに、「里親制度」という、遠くからでも一人の子どもを継続的に支援するというシステムもスタートしてくださいました。すでに、何人かの方々が、特定の子どもに対し、学校を卒業するまで、毎月定期的に援助をしてくださっています。その中には、ベツレヘムの聴覚障害児童リハビリテーションセンターに通う3人のイスラム教徒も、エルサレムの最も貧しい地域に住む2人のキリスト教徒もいます。皆様が始めてくださったこのすばらしい「里親制度」は、これからもっと広がり、他の多くの子どもたちのためにも役立つようになると確信しております。
私どもの努力は、現在のところ、特にエルサレムとパレスチナ自治区(占領区)(ラマラやベツレヘム地域)に集中しています。ご存じのように、これらの地域の人々が、紛争の影響で、最も被害をこうむり苦しんでいるからです。中でも子どもたちこそこの紛争の最も厳しい影響を受けているのです。したがって、貧困家庭の子どもたちが学校へ行けるように助けてくださることほど大切な、ありがたいご支援はありません。それこそ、具体的に平和のために働いてくださるということだからです。
皆様の熱意と犠牲は、単に貧しい人々の生活改善の役に立つだけではありません --それだけでも皆様のご努力は大いに賞賛に値するものですが-- もっと深い意味で、苦しみにさいなまれ続けているこの地に住む人々に、より良い未来への希望の灯を保ち続けてもらうのに大いに貢献するものなのです。
感謝のうちに。
クラウディオ・マイナ
聖地における学校・学院のための
連帯事務局 事務局長










