「平和をつくる子ども交流プロジェクト」第2回
★青少年交流活動 「平和をつくる子ども交流プロジェクト」
第2回2007年7月31日~8月15日
開催国 :日本
開催地 : 那須、長崎、東京
参加人数:33名(スタッフ含む)
支援者数:416名(団体を含む)
助成・後援・協力団体: 21団体
2005年のプロジェクトで得た成果を深め、育て、さらに将来を担う若者の心に新しい「種」を蒔くため
に、第2回「'07平和をつくる子ども交流プロジェクト」を日本で行った。
日常の生活の中でイスラエルとパレスチナの若者が、出会って対話することは、ごくわずかな例外を
除いて、ほとんど不可能に近い。長年紛争に苦しんでいる両親や学校の先生など大人たちの言うことを
鵜呑みにし、また情報操作をいとわないメディア報道に影響されて、イスラエル・パレスチナの若者たち
は相手を敵対するものとしてしか見ることができない。今回のメンバーのほとんどが、このプロジェクト
で初めて「敵」と出会った。
初め、ぎこちない交流しかできなかった彼らは、自己を見つめ、相手を知るためのゲームやディスカッシ
ョンを重ねる中で、ありのままに受け入れ、聴き合うことの大切さを学んでいった。友情や対話によって
互いの心の傷が少しふさがったように見えた。
しかし、旅の終わり頃、生まれた時から心に刻み込まれてきた抑圧感、不安感、憤りや憎しみが、たった12日間の共に過ごした楽しい時と、対話だけで消えるものではないことを思い知らされる出来事が起きた。
この出来事は、すべての参加者にとって貴重な経験であった。紛争の現実に引き戻され、自分自身の弱さ
と向き合わざるを得なかった。「平和への道」は決して甘くなく、多くの苦しみを乗り越えなければ到達
できないことを皆が思い知らされた出来事だった。
今回のプロジェクトは、前回より豊かな実を結んだといえる。反省点、改善点は多々あり、今後、検証と
工夫を重ねてゆかねばならない。これからもさらに力を尽くしてゆきたい。










